おうちMEMO

エルネア王国+ α でまったりスローライフ。そんな日々を記録しています。

本当の気持ち

10日

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最近、レギニータちゃんに会わないと思ったら彼氏が出来ていました。

「なんだかな~…」

何処か浮かれていたクレオルは複雑な気持ちです。確かにあの時、彼女はクレオルに興味を示していました。だけど、大勢声を掛けた中の1人に過ぎなかったんでしょう。どうやら、彼女の運命の相手はクレオルではなかったようです。若しくは、もっと早くクレオルが行動を起こしていれば運命は変わっていたかもしれません。

レギニータちゃんとの恋愛ルートは消えてしまいました。なので、残るお嫁さん候補は…

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タマラちゃん
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ノエルちゃん
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アイオンさん
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サビーヌちゃん

クレオルに一番興味を示してくれるのはサビーヌちゃんです。正統なお嫁さん候補として考えていたのは、タマラちゃんとノエルちゃん。2人とも一歳下なので来年まで待てば、きっとどちらとも付き合えるでしょう。アイオンさんに関しては、知り合ったのは最近で、あまり仲良くはありませんが、本気になれば付き合う事は可能でしょう。

さぁ、行動を起こすんだクレオル!

だけど、どうしてでしょう。体が動きません。中の人の心の中がモヤモヤします。きっとクレオルもモヤモヤしているハズです。

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「(本当に、イヴォンヌさんとはもう仲良くなれないのかな…)」

未練がましくも、振り向いてくれないもう1人の嫁候補の事を想ってしまいます(苦笑)彼女の守りは鉄のように固いので、ちょっと嫁候補保留中(^^;

御察しの通り彼女との相性の悪さは筋金入りで、学生時代は1日100回以上話し掛けましたが中々友達になってくれませんでした。やっとなってくれても、プレゼントは断られるは、香水も嫌がられるはで、身も心も疲れ果ててしまいました(笑)それでも、負けず嫌いな中の人は、学生時代は毎日100回以上イヴォンヌさんに話し掛けるようにしていました。友人以上になりたいという選択肢は、最早これ以上傷付きたくないので、イヴォンヌさんが言ってくれるまで封印する事にしました。そして、今に至ります(笑)

11日

クレオル…今日は話せるかな?」

情け無いクレオルは、相変わらずはぐらかしていましたが、それでもめげずにサビーヌちゃんは毎日デートに誘ってくれています。

「うん…2人で話そうか」
「ありがとう、クレオル」

きっとサビーヌちゃんは、クレオルから告げられる答えが良くない返事だという事は、薄々分かっているハズです。それなのに、嬉しそうに笑います。

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「(こんな気持ちでサビーヌちゃんと付き合う事は、絶対出来ないな…)」

結局、サビーヌちゃんの事を異性として好きかどうかはクレオルには分かりませんでした。それでも、あやふやな気持ちで決めていい事じゃないという事だけは分かります。こんな彼女に嘘をつく事なんて出来ません。

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「サビーヌちゃんの気持ちは伝わったよ…こんな私を好きになってくれて本当にありがとう。サビーヌちゃんを、好きになれば良かったよ…」

言ってクレオルはへらりと笑いました。彼の困ったような眉が、今日は一段と垂れ下がっています。

クレオル…そんな事言ったら、何度でも追いかけちゃうんだからね!だから、ほら…しっかりしな!」
「サビーヌちゃん…ごめん。サビーヌちゃん…ありがとう」
「こらっ!男のくせに泣くなって!情け無いなぁ…」
「ごめん、本当、ごめんな…でも、今は好きとか考えたくないんだ…
「はいはい、これじゃ私が可哀想な人みたいじゃない…」

そう言ってサビーヌちゃんは、クレオルの頭を優しく撫でました。口では悪態をついていますが、不器用な幼馴染の掌はとても温かでした。